The Best Camera Is The One That's With You

バンクーバーで写真の学校に通っていた頃、

撮影に必要となる道具は全てequipment room を覗けば借りることができた

Canon 6D, Hasselblad, profotoのライト, Mac 27インチのコンピューター, Wacomのタブレット, lightmeter, color calibrator, color checker,,,

あげだしたらキリがない

おまけにスタジオがあり、先生たちもその道のプロフェッショナル

写真で疑問があれば次に日にはもう解決できる

 

失ってから気づく

ありがたすぎた

 

そしてもう一つ気づく

僕は何一つ同じクオリティーの道具を持っていない

 

でも1年2ヶ月間写真を学び、

大事なことを実感させられた

「写真はギア(道具)じゃない」

 

この考えに基づき、

実際僕自身が直面している問題をここに記し、

同じように写真が大好きな人、

そして写真を一緒にうまくなっていきたい人に、

今日は少しギアのお話をさせてください

 

お話内容

1.現状どのギアを使っている?

2.何から揃えたらいい?

 

1.現状どのギアを使っているのか

現状僕が使っているのはNikon D5300で18-55mmのレンズ

お値段はボディーとレンズを合わせて約6万円スタート

(NikonのDSLRの中ではかなり安い方)

 

 

それとカナダの何でも屋さん「Value Village」で手に入れた$10(1000円)の中古フィルムカメラ

RICOH FF-3AFを使う

 

このNikon D5300は約4年前に購入したもので、僕にとっては初めてのデジタルカメラ

しかしこのカメラはクロップフレームと言われるもので、

自動的に写真の端が撮影段階から切り取られる構造になっており、

同じレンズでフルフレームカメラのボディが捉えられる範囲よりも自動的に小さくなってしまうという特徴がある

そのこともあってか、プロとして活躍する先生方から言わせればこのカメラはオモチャでしかなく、

「雄太そのカメラ好きなのは良いけど、それを使うようじゃプロフェッショナルと言えないし、みなさない」と

最初の授業で言われ、いきなりNikonD750やD810など優に30万円を超えるカメラの購入を勧められたのを覚えている

 

とはいえ、そんな高額な買い物できるはずもないし、写真を撮りたいだけなのに、

その行為が30万円を払ってからでないとできないなんてありえない

 

そう思いギアを購入するのはやめて、その代わりに腕を磨くことに集中するべきだと考えた

(無論ギアを購入するお金もなかったのだが)

 

一つ先生が授業内で話していたことで、僕も100%頷けるものがある

それは「写真はギア(道具)で決まらない」ということ

フォトグラファーというのは高いカメラを持つことで自らを「フォトグラファー」と呼ぶのではなく、

その自分の持つ世界観や見ている世界観をいかに表現できるかが重要視される。

それが第一前提にあり、その表現を支えるために最も適するギアを選択し、使うことが大事なのであって、

高いカメラを持っているからと言って、良い写真を撮れるかは全く別の話である

 

現に僕の通う学校で講師を勤めていたNoah先生は状況によっては携帯で撮影を行う

http://noahasanias.com/

またバンクーバーの世界的photographer Alex Waterhouseも現在iphone 4sで撮影を続ける

 http://alexwaterhousehayward.com/

 

ギアに巨額な額を意味も分からず投資して、写真のクオリティーがあがった気持ちになるよりも、

実際に撮影を繰り返しスキルアップさせた状態で、必要であればギアを購入するという選択が一番望ましいのではと今の僕も思う

そしてこれはこれから写真を始める人であれ、これからも写真を続けていく僕にも言えるのだが、

"The Best Camera Is The One That's With You"とChase Jarvisが定義したように、

実は今持ってるカメラが自分にとってはベストなカメラであることを忘れたくない。

というのもまずは、いろんな理由で不満があるかもしれないそのカメラだが、

まずはそのカメラでどんな表現ができるのかを探索し、しっかりとカメラの特徴を理解することが大事なように思う。

写真がうまく撮れないのはギアのせいだと捉え、カメラが続かないという意見も耳にするが、

実はしっかりと特徴を捉えたら、一番のパートナーとして活躍してくれるのも間違いない

 

写真は生き方そのものを映し出すように時に感じることがあるが、

このChase Jarvis の言葉も、今与えられたモノや置かれている状況の中でいかに高いパフォーマンスをできるように精進するかが問われている。

(深読みのしすぎ)

 

というわけで現状僕が使っているのは

 

カメラ

Nikon D5300

Lens 18-55mm

Lexar SD card (32GB 95MB/s)

 

フィルムカメラ

RICOH FF-3AF

 

コンピューター

MacBook Air 13インチ

 

ソフトウェア

Lightroom

Photoshop

 

 

ギアに欲を出せばキリがない、

特にお金がかかるフォトグラフィーにおいて、お金はかけようと思えば幾らでも上がある

 

だからこそ何を使うかよりも、生活の中で何が自分の目に映るのか、

そしてそれを見てどう感じてどう伝えたいのかを考えることの方が僕は何倍も大事なように思う。

 

とはいえ!!!

以前まで散々高いギアを使うことができていたのに、それら全部をなくすとなると色々痛いのでは...。

だから日本に帰ってきて、少しだけギアを購入いたしました!!!笑

次は何を揃えたのかお話いたします。