「和食の茶の間でカズダンス」

カバンの中、奥深くに潜った靴下

そいつに手が触れ気づく

 

え、これいつから?いつ履いたやつ…

 

どっかで履いて

カバンに入れて、洗うの忘れたやつ?

 

ちがう

カバンにいつも予備の靴下を一足

そやつだ

 

この習慣いつからはじめた…

 

小学生のある日

それまで二人で遊んだことのなかった男の子と

僕の家で遊ぶことになった

何をして遊んだのかも覚えていない

たぶんサッカーか、デジモン、いやスパイダーマンのゲームを一緒にやってたような…

なんでもいいや

 

もう夕方の17時

「じゃぁ帰るね」

「あ、いずみ屋まで送るよ」

 

-帰宅-

 

彼を送り終え家に戻ると

窓という窓が全部開いてる

え、何があったんやろ…

 

「ただいまぁ~ …!!! (くっ、くっ、くっさ、なんの臭いやこれ…)」

窓を全開にした犯人はお母さんだった

「ちょ、こ、これ何のにおい?」

「雄太…あの子めっちゃ足くさいなぁ びっくりやわぁ」

(お母さんは相変わらず辛口)

 

でもこの時ばかりは僕もまいった

ごめん◯◯君、

君の足くさすぎだわ

 

「雄太、今夏場やし、あんたの足アホみたいに臭いから

人の家行くとき靴下もう一個持って行きや」

 

あ、ということで原点はここ

 

世の中のガールズに聞きたい

こんな男どうだろう?

デートに行こう

和食で靴を脱がなきゃいけない部屋を用意してもらおう

 

そして靴を脱いで一緒に言おう

「靴下も脱ごう」

 

僕はカバンからさりげなく君用の靴下を取り出し言うんだ

「DAIMARUのセールで買っておいた。

綿100%で肌に優しいみたいだぜ」

「きゃ、雄太さん、大好きです!」

(抱きつく)

「っははは。っははははは。

よ、よせよここでは。

帰るまで我慢して、家でとびきりのやつをしよう」

 

22春

2018年4月25日 14:48分 テベス